No.10/ざんさつ。





うぁぁああぁあ




!!?


「この声・・・まさか」


三島の叫び声が聞こえる、新井田は星人に残り十数メートルの所まで近づいていた
そこには三島たちの仲間と思われる女性が倒れている



・・・うっ、死んでるのか?・・・あんなやつ相手じゃ死ぬよな・・・
くっそ、こえぇ〜・・・
・・・あいつもやられたんじゃ・・・
どうする、様子見てみるか・・・

・・・でも、宇宙人すぐそこにいるんだよな・・・こんな近くであの光当たったら・・・

オレは今、透明なんだ・・・見つかんなきゃ大丈夫だよな・・・



新井田は身体を低くし、そっと顔を覗かせた


「な・・・んだ、これ・・・」

そこは何かが散らばっていた、初め新井田はわからなかったが、よく見るとそれは
人間の身体の一部だと気づく


「ぅうッッ!!?」



顔を引っ込める新井田


・・・はぁっ、うう、腕とか・・・頭がっ・・・
・・・ダメだ・・・逃げよ、ここに居たくないっ・・・



立ち上がりその場から逃げようとした


ドンッッ!!!


「ひっ!!?」


何かが地面に落ちた音がした


「ああっ!!」

そこには三島が倒れていた
どうやら星人に吹っ飛ばされたようだ

それを追いかけるようにして星人が出てきた



近くで見るとあまりにデカイ
新井田はその場に座り込んでしまった


・・・あ、あ、ころ・・・される・・・死、ぬっ・・・


まるで金縛りにあったように動けなかった
と言うよりあきらめに近い



もう、ダメだ・・・絶対、死ぬ・・・助からない


しかし、星人は新井田にわき目も振らずに三島をいたぶる




・・・オレもアイツみたいに、バラバラにされるのか・・・
・・・死んだら死んだで、別にいいと思ってたのに・・・
やっぱり、死にたくない・・・

・・・これ、使えんのか、この銃で宇宙人・・・倒せんのか・・・

新井田は銃を握り締め、震えながら腕をゆっくり上げた
そしてしっかりと星人を狙い引き金を引いた



ズンッッッ


「うがぁぁあああっっ!!!」



三島が叫び声をあげた

星人は全身のモザイクが粉々に砕け散ったかと思うと
真っ二つになってその場に崩れた

「あっ、足がッッッ!!!?」
三島は足が痛いと叫ぶ
よく見ると三島の足は切断されていて血が大量に流れ出ていた



新井田は何が起こったのかわからず呆然とした


「・・・・死んだ・・・!?」

「コレ・・・オレがやったのか・・・」





そのときいきなり三人の男が姿を現した
そして男の一人がとてつもない長さの刀を縮めながら言った



「おおっ!?三島ぁ!!そんな所にいたのか?」

「・・・くっ、や・・・山本か、お前がやったのか・・・」
三島は身体を起こした



「お前らがチンタラやってるから、こっちはもう全部殺した、あと・・・切れたの、足だけでよかったなぁ」
笑いながら答える山本


「・・・もう星人はいないのか・・・」
三島は流れ出る血を手で抑えながらいった



「三島、あそこに散らばってる肉片って内藤だろ、はっ・・・アイツ死んだの?
・・・今回はお前の頑張りも虚しく結構死んでたなぁ〜」


それを聞いた三島は黙り込み、ただ地面を見つめるだけだった



新井田はそれを見ていて思いだした

・・・・コイツあの部屋で人殺したやつ・・・・ってゆうか宇宙人倒したの、オレじゃないの?
・・・んっ!!!?・・・

「あっ、あっ!・・・ここ!!!?」



目の前の景色が急に変わったと思ったら、そこは黒い玉のある、あの部屋だった

「戻ってきた・・・」

「また・・・ここかよ・・・宇宙人、全部倒せば家に帰れるんじゃないのかっっ!!?」



「帰れるよ」
後ろから声が聞こえ、新井田が振り向くとそこには西村がいた


「おいっ・・・お前のせいで、死ぬ所だったぞオレっ!!」
叫ぶ新井田


「いや、大丈夫だって、帰れるから」
キョロキョロしながら西村が言う


「ホントに帰れるのか!!?」



「うん、採点してから・・・あと、キミまだ透明のままなんだけど・・・」



「あっ!!!」
「コレどうやって戻るんだよ!?」
新井田は機械を取り出した






二人が話してる間に次々と他の人が現れた




三島、山本、その仲間が二人、死んだと思っていた倒れていた女性、それに白川の姿もあった


「生きて、たんだ・・・」
「・・・あっ、そんなことより、ホントに帰れるんだよな!!?」


「まず・・・採点してからだけど・・・」
西村が答える



「採、点?」







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